11月4日~11月9日華道ギャラリー
小原流/冨田 豊葉
植物は、周囲の変化に対応し、柔軟に姿を変えます。
種類の異なる植物を通して、線と面との出会いに力強い生命力を表現しました。
(花材)竹(輪状のもの・地下茎2種)・木の根・雲龍柳(金・銀着色)・ソテツ・ヤマドリの羽根
(花器)なし
(花型)造形いけばな
植物は、周囲の変化に対応し、柔軟に姿を変えます。
種類の異なる植物を通して、線と面との出会いに力強い生命力を表現しました。
(花材)竹(輪状のもの・地下茎2種)・木の根・雲龍柳(金・銀着色)・ソテツ・ヤマドリの羽根
(花器)なし
(花型)造形いけばな
自然にあふれているカラフルな色。紅葉と実りの季節。やがて訪れる生命の転機の始まりでもある。
ユニークなフォルムの、フォックスフェイスの大きな実の重量感と、かわいらしい実を持つサンキライの軽快な線を強調させ、空間に実と線で遊ばせながら、ゆく秋をいけました。
(花材)フォックスフェイス・サンキライ・ヤツデ
(花器)鉄花器
(花型)自由
十月中旬というのに、夏日が続いています。
ツルウメモドキとオキナワシャガに蘭を添えて、少しでも秋の気配を感じていただければと生けました。
(花材)ツルウメモドキ・オキナワシャガ・蘭(ミルトニア)
(花器)陶器
(花型)生花新風体
暑い夏が過ぎ、秋の訪れが来た山々の風景が、少しずつ変化を始めました。
黄金桧葉を主体にし、実をつけた山査子を使い秋を感じさせる。
景色を生けてみました。
(花材)黄金(おうごん)桧(ひ)葉(ば)・山査子(さんざし)・竜胆(りんどう)・小菊・灯台(どうだん)躑躅(つつじ)
(花器)丸水盤
(花型)景生け応用
〝十月は実りの秋〟
大きく揺れるつるうめもどきの姿を生かしながら二重生の上段に‼
足元に優しい小菊を添えています。下の段には、可憐なほととぎすを生け、秋の深まりを一層感じる季節感を表現しています。
(花材)つるうめもどき・白菊・ほととぎす
(花器)竹二重生花器
(花型)生花正風体
日差し眩しい夏が終わり、過ごしやすい季節が近づいています。
庭でカンナの実をみつけ、石化鶏頭、蔓梅擬と出会わせてみました。
秋を感じて頂ければ・・・
(花材)カンナ・石化鶏頭・蔓梅擬
(花器)ガラス花器
(花型)盛花
記録的な猛暑のこの夏。暑さには強いはずの熱帯植物も、悲鳴をあげているようです。
さあ、もうそろそろ秋へバトンタッチしましょう。
(花材)オーガスタ・蔓梅擬・ミニアンスリューム
(花器)深鉢
(花型)生花新風体
猛暑が続いた今年の夏も立秋が過ぎ、ほんの少しづつ秋を感じるようになりました。
仲直り調和の花言葉を持つ、はしばみを思い出して生けました。
仲直り、調和しながら、人生を楽しみたいと思います。
(花材)はしばみ・赤小菊
(花器)水盤
(花型)カニ留
「重陽の節句」
縁起の良い奇数の日が重なる、九月九日は、菊を用いて延寿祈願したことに始まり、江戸時代には五節句のひとつと定められました。五種の菊を重ね合わせて、香りと共に、いにしえの都へ誘います。
(花材)菊五種
(花器)鳥泥水盤
(花型)色彩盛花 直立型