10月14日~10月19日華道ギャラリー
嵯峨御流/清水 視甲甫
暑い夏が過ぎ、秋の訪れが来た山々の風景が、少しずつ変化を始めました。
黄金桧葉を主体にし、実をつけた山査子を使い秋を感じさせる。
景色を生けてみました。
(花材)黄金(おうごん)桧(ひ)葉(ば)・山査子(さんざし)・竜胆(りんどう)・小菊・灯台(どうだん)躑躅(つつじ)
(花器)丸水盤
(花型)景生け応用
暑い夏が過ぎ、秋の訪れが来た山々の風景が、少しずつ変化を始めました。
黄金桧葉を主体にし、実をつけた山査子を使い秋を感じさせる。
景色を生けてみました。
(花材)黄金(おうごん)桧(ひ)葉(ば)・山査子(さんざし)・竜胆(りんどう)・小菊・灯台(どうだん)躑躅(つつじ)
(花器)丸水盤
(花型)景生け応用
〝十月は実りの秋〟
大きく揺れるつるうめもどきの姿を生かしながら二重生の上段に‼
足元に優しい小菊を添えています。下の段には、可憐なほととぎすを生け、秋の深まりを一層感じる季節感を表現しています。
(花材)つるうめもどき・白菊・ほととぎす
(花器)竹二重生花器
(花型)生花正風体
日差し眩しい夏が終わり、過ごしやすい季節が近づいています。
庭でカンナの実をみつけ、石化鶏頭、蔓梅擬と出会わせてみました。
秋を感じて頂ければ・・・
(花材)カンナ・石化鶏頭・蔓梅擬
(花器)ガラス花器
(花型)盛花
記録的な猛暑のこの夏。暑さには強いはずの熱帯植物も、悲鳴をあげているようです。
さあ、もうそろそろ秋へバトンタッチしましょう。
(花材)オーガスタ・蔓梅擬・ミニアンスリューム
(花器)深鉢
(花型)生花新風体
猛暑が続いた今年の夏も立秋が過ぎ、ほんの少しづつ秋を感じるようになりました。
仲直り調和の花言葉を持つ、はしばみを思い出して生けました。
仲直り、調和しながら、人生を楽しみたいと思います。
(花材)はしばみ・赤小菊
(花器)水盤
(花型)カニ留
「重陽の節句」
縁起の良い奇数の日が重なる、九月九日は、菊を用いて延寿祈願したことに始まり、江戸時代には五節句のひとつと定められました。五種の菊を重ね合わせて、香りと共に、いにしえの都へ誘います。
(花材)菊五種
(花器)鳥泥水盤
(花型)色彩盛花 直立型
庭にある老爺柿に実を見つけ、季節の先取りを感じました。そこに、オンシジューム・ネオレゲリア等を合わせて、梅雨に負けないさわやかな気分になってほしいと思い、生けてみました。
(花材)老爺柿(ロウヤガキ)・オンシジューム・ネオレゲリア・染めスモークグラス・キウイツル
(花器)ガラス花器
(花型)瓶花自由
唐松は、日本の針葉樹の中で唯一の落葉樹ですが、新芽が美しく吹き出し、和の品格を持つ花材です。
そこへトロピカルな雰囲のグズマニア等を出合わせて、対比の美しさを狙いました。夏の暑さを乗り切る力となれば幸いです。
(花材)唐松・グズマニア・オンシジュウム・リュウカデンドロン・ブラックリーフ
(花器)金彩ガラスベース
(花型)瓶花自由